2023年5月22日、ついにKing&Princeの平野紫耀さんがジャニーズ事務所を退所されました。
今一番注目が集まっているのは、平野紫耀さんの今後についてです。その中でも噂が絶えないのが韓国のアイドル事務所であるHYBE(ハイブ)への移籍説です。
なぜHYBE移籍説が出てきているのか、また移籍の可能性について調査しました。
移籍説が出ている理由1:平手友梨奈のHYBE移籍
その前にHYBEってどういう事務所なのか教えて!
HYBEについて
HYBE(ハイブ)はBTSやTOMORROW✖️TOGETHERが所属している世界的に有名な韓国の芸能事務所です。K-POPの事務所の中でも最も影響力を持つ事務所です。近年、日本進出に力を入れていて、日本のアーティストの獲得に注目が集まっています。
元欅坂46のセンターで、カリスマ的人気を誇り、卒業後も歌手、女優として幅広く活躍されている平手友梨奈さんがHYBE JAPANが設立した新レーベルNAECO(ネイコ)へ移籍したことが発表されました。
HYBEの日本本社HYBE JAPAN(東京都港区)は12月21日、新法人「NAECO(ネイコ)」を設立したと発表した。NAECOの1人目のアーティストとして、平手友梨奈の所属も発表している。HYBEにはBTSやジャスティン・ビーバーなど、世界で活躍するアーティストが所属しており、NAECOも世界市場への進出を狙う。
ITメディアビジネス
注目すべきはHYBEから韓国でデビューを狙うのでは無く、HYBEの日本本社であるHYBE JAPANの所属となれば、当然日本でのデビューが想定される点です。
日本から世界進出を目指すレーベルを立ち上げ、元アイドルである平手友梨奈さんが第一号として所属したことから、同じく元アイドルの平野紫耀さんの移籍先として可能性が浮上してきたことが一つ目の理由です。
移籍説が出ている理由2:HYBEが新グループを作っていくことを公言
2022年の年末から、HYBEの稼ぎ頭のBTSが順番に兵役に入ることが決まっています。
BTSが活動しなかったらHYBEは収益が減っちゃうんじゃない?
当然、株主からもBTSの活動休止に対して不安な声が出たのでしょう。HYBEは2022年に株主に向けて穴埋めとなる経営の展望を公開しています。
2023年には韓国と日本、アメリカで4組以上の新人をデビューさせ、世界の音楽市場での影響力を強化させるという計画も立てている。
Kstyle
HYBEは韓国だけではなく、日本、アメリカからも新人をデビューさせると発表しました。
その第一弾としてHYBE JAPANからデビューした&TEAMがいますが、続くグループがあることも匂わせていますね。
HYBEが株主向けに発表している2023年の日本でのデビューの匂わせが、さらに移籍説の後押しになりました。
移籍説が出ている理由3:平野紫耀の退所理由が鍵
平野紫耀さんがジャニーズ事務所退所を報告した時に出したコメントに、移籍説を後押しする鍵がありました。
デビュー当時からジャニーさんとの夢や約束、そしてファンの皆さんとしていた約束、海外で活躍できるグループを目指してきましたが、自分の年齢と向き合ったときに、全力で取り組んだとしてももう遅いなと感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました
2019年日刊スポーツ
平野紫耀さんは海外進出を目指していましたが、ジャニーさん亡き後のジャニーズ事務所ではそれが叶わないと思い退所を決意されました。
では、平野紫耀さんはいつ頃から海外進出を目指していたのでしょうか?2019年にインタビューの中で海外進出への思いを語っている場面がありました。
デビューする時から、海外で活動するというのを1つの夢として掲げさせてもらっています(中略)僕らの夢でもあるんですけど、ジャニーさんの夢でもある。ジャニーさんも87歳。あと何十年も一緒にいられるわけじゃないと思う。社長が生きているうちに、僕らが海外進出した景色を見せたい。ジャニーさんは第2の親でもあるので、親孝行ですね。
2019年日刊スポーツ
このインタビューの時点では、ジャニー喜多川さんはご存命でしたが、その時にもデビュー当時から海外で活動することを一つの夢としていたと語っています。
そして海外進出は平野紫耀さんとジャニー喜多川さんの両方の夢であったとも語っています。
このことから、ジャニー喜多川さんが亡くなった今、約束を叶えるためというより強い意志が海外進出という夢の上に上乗せされていると考えられますね。
退所後の行き先を考える時、海外進出できるかどうかはかなり重要だよね
韓国の再大手の芸能事務所であるHYBEは既に世界で活躍するためのノウハウもルートも持っています。平野紫耀さんがHYBEに移籍することで海外進出への夢がかなり現実に近づきますね。
移籍説が出ている理由4:HYBEは日本から海外を目指していく!?
HYBE移籍と共に噂されているのは韓国芸能事務所のSMエンターテイメントが設立を示唆しているNCT東京への加入です。
当サイトの見解としては平野紫耀さんがNCT東京に加入する可能性よりHYBEへ移籍する可能性の方が高いことがわかりました。
なんでそんなことが言えるの?
SMエンターテイメントはNCTという既に世界的に活躍しているグループの派生グループを東京の市場で売り出すという方向性に対して、HYBE JAPANは日本人を海外へ売り出していくコンセプトです。
平野紫耀さんは既に日本での絶対的な人気や多大なファンダムを抱えていますので、HYBEへ移籍する方が海外進出が成功する可能性が高いのです。
移籍説がデマという意見を検証
移籍説を推す意見が多い一方で、「HYBEなど、韓国の芸能事務所への移籍はない、デマだ」という声も多々あります。
それではなぜ移籍はない!という声があがっているのかというといくつかの理由があることがわかりました。
平野紫耀は韓国語が話せないから移籍はないという意見への見解
平野紫耀さんは韓国語が話せません。それどころか日本語も苦手?ということはファンの間でも有名です。
HYBEの韓国本社からのデビューであれば、デビューする時に既に韓国語が堪能であることが求められますが、HYBE JAPANからのデビューとなると必ずしも最初から韓国語が堪能な必要はありません。
そのため、移籍説のデマを裏付ける理由としては弱いですよね。
ジャニーズ時代のファンが離れてしまうのではという意見への見解
平野紫耀さんの移籍先として、K-popの事務所が候補に上がった当初、ジャニーズ事務所とK-popの目指すアイドル像があまりにもかけ離れているので、ジャニーズの平野紫耀が好きなファンが離れてしまうので、韓国の事務所移籍はないだろう、という意見が多くありました。
しかし、2023年になり、ジャニーズ事務所に関するスキャンダルが続き、ファンからも事務所に対する不信感が募っています。むしろ、ジャニーズの平野紫耀ではなく、平野紫耀さんのファンであればどこに行っても応援する、という声の方が多数派になってきています。
そのため、ファン離れが原因というのも移籍説は無い、と言い切るパワーはありません。
まとめ:平野紫耀はHYBEへ移籍する可能性もある
平野紫耀さんが、HYBEへ移籍する可能性はあります。もちろん、決定ではありません。可能性の話です。
平野紫耀さんは、見た目、歌唱力、演技力、スタイル、と日本だけでなく韓国を含むアジアや世界でも人気が出ると思われる、唯一無二の才能とスター性の人物です。
ジャニーズ事務所の日本芸能界での勢力が弱まっている今、国内国外含めて移籍先はひくてあまたであることは間違いありません。
今後も平野紫耀さんの活躍をどんな形で目にできるか楽しみに待ちたいと思います。